少々ご報告が遅くなってしまいましたが、先週の金曜日にIGN Japanにワタクシが担当致しましたPS VR専用FPS『Farpoint』のレビューが掲載されました。
リンク:環境を揃えて挑みたいPS VR専用FPS『Farpoint』レビュー
こちらのタイトル、ゲーム酔いというものをVR含めこれまで一切経験した事が無かった私が一発でダウンする程に強烈なゲームでして…いやー苦戦しましたよ。
とはいえレビューでも書いた通り、カメラ設定を見直した上での立ってプレイで見事酔わなくなりました。
本作はPS4専用ガンコン“シューティングコントローラー”に対応しています。
PSVRで言えばMoveを使った「Until Dawn:Rush of Blood」、他社VRHMD「HTC Vive」や「Oculus rift」などでも元々モーションコントロールを使ってのFPSタイトルが存在しています。
しかし、そちらはやはり片手で扱うコントローラーであるが故に、ハンドガンには向いていますが、アサルトライフルやショットガンといった長物には向いていません。
対して今回のガンコンは見た目こそ玩具ですが、VR空間では非常に頼りになる武器です。
そして、ひとつ言えるのは「FPSが苦手な人にこそやってみてほしい」という事。
FPSやTPSというシュータージャンルが苦手な人は「敵に反応出来ても操作がおぼつかなくてやられてしまう」というパターンが多いのではと思います。
しかし、VRという空間に入り、ガンコンによって自分が狙った位置そのままに撃てるという超直感的操作は従来のFPSが苦手でも上達したかのように感じる事間違いなし。
都市部にある大型のアミューズメントパークなどではVRとガンコンを組み合わせたアトラクションが既に存在していますが、やはりそれを家庭で遊べる様になったというのは大きい。
特にこれまでのVRタイトルとは違い、移動やカメラ操作に制限が無い「従来の3Dアクション」をベースとしたVR専用タイトルというのはかなり重要なポイントです。
残念ながら本作にはFPSユーザーが待ち望んでいるであろう対戦形式のマルチプレイはありません。(Co-opモードは有り)
ですが、ガンコンVRという「今後のVRFPS」の方向性を示す試金石だとは思いますし、是非一度プレイして頂きたいタイトルです。
今年のE3でも「BRAVO TEAM」というPSVR専用FPSが発表されました。
まだ詳細は発表されていませんが、多くの人に好まれる現代戦をモチーフとした作風でしたし、もしかするとマルチ対戦もあるかもしれません。
それを前に、VRと本作、そしてガンコンを手に入れ、待つのも良いかと思います。
最後にひとつお詫びを。
当初、誤った認識のままレビューを執筆してしまいました。現在は修正されておりますが、訂正してお詫び致します。申し訳ありませんでした。
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お仕事:IGN JapanにてPS VR専用FPS『Farpoint』のレビューを担当しました。
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