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これからPS4を買う人へオススメしたいゲーム10選-2017年/1月時点

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日本では2014年2月に発売され、もうすぐ丸3年を迎える『Playstation 4』
昨年は圧倒的没入感を実現したヴァーチャルリアリティデバイス『PS VR』が発売された事に加えて、薄型化&価格改定を実現した『PS4 Slim』、4k表示や1080pの録画に対応した高性能版『PS4 Pro』といったハードの拡張も行われました。
特に値下がりした事でPS4を買おうかなと思っている人も増えているかと思います。

今回はそんな人に私がオススメしたいゲームを10本程選んでご紹介!

ゲームの面白さは勿論、価格面での買い求め易さも含めて選定していますのでご安心を。



1.インファマス:セカンドサン&
  インファマス:ファーストライト



元々重度のゲーマーという事に加えて、最近レビューライターもやっている事もあり、周りの人からPS4のオススメゲームを聞かれる事は割とあります。
その中にはこれからPS4を買おうと思っている人もいる訳ですが、そんな時には必ず「最初はこれがいいんじゃない?」セカンドサンをオススメしています。
その理由として「PS4専用」「操作が難しくない」「中古価格が低め」というのがあります。

まずPS4を買ったならPS4世代オンリーのゲームをやってほしい!

特に普段あまりゲームをやらない人が選びがちな国産ゲームは縦マルチの傾向が強く、確かにPS3版やVita版よりは綺麗とはいえPS4のハードパワーを堪能出来るとは言い難いです。
新世代のハードを買ったのならそのハードでしか出来ない表現を味わいたいですよね。
その点インファマスはPS4専用かつ初期タイトルの中ではかなりのグラフィック表現を実現していますし、尚且つ見た目の派手さとは裏腹に操作自体もそこまで複雑ではありません。流石にアクションゲームをほとんどやらない人には慣れが必要かもしれませんが。

そして重要なのが中古価格が3000円以下という点!
これぐらいの値段であれば合わなかったとしてもあんまり失敗した感はない筈w
演出も洋画や洋ドラの様な掛け合いに溢れているので、そっち系が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。

ストーリーの内容としては「コンジットと呼ばれる超能力者である主人公デルシンが、同じく能力者でありながら政府機関D.U.Pを率いてコンジットの捕縛を行っているオーグスティンによって傷付けられた仲間を救う為に戦う」というもの。
インファマスはシリーズ物ではありますが、本作はほぼ独立した内容になっているのでここから始めても何も問題はありません。

もう一本の「ファーストライト」PSストアのダウンロード専用タイトル
セカンドサンに登場した「フェッチ」というキャラクターを主人公に据えたスピンオフとなっています。
ボリュームはそこまで多い訳ではないですがその分価格も1600円程度とかなり安いので、セカンドサンが楽しめたら是非買うべきタイトルです。

Z指定ではありますが、ゴア(グロ)表現は一切無いのでその辺が苦手な人もご安心を。
昔このゲームのシステムを紹介した動画を作ったりもしたので、こちらをご覧頂ければ大体どんなゲームか分かると思いますよ。



こんな人にオススメ!
・PS4で最初にやるゲームに迷っている
・マーベルやDCのアメコミ作品が好き
・綺麗なグラフィックで遊びたい
・派手なアクションを楽しみたい




2.アンチャーテッドコレクション&
 アンチャーテッド-海賊王と最後の秘宝-




私のゲーム人生の中でもトップクラスに好きなシリーズ『アンチャーテッド』
この2本は最早セットみたいなもんですね。
『アンチャーテッドコレクション』はPS3で発売された1~3作目をPS4向けにリマスターして1本にまとめたパックで、『海賊王と最後の秘宝』(以下4)はPS4専用の最新作です。
やっぱりファンとしては1作目から順を追ってシリーズの歴史を知ってほしいのですよw
特に4は1~3の冒険を踏まえた上での心理描写を重視した演出が多いので、知っていると知っていないとでは感慨が全く違うのです。

コレクションの方はなんといっても1本の価格で3本遊べるというのがお得!
新品でも1本2000円程度の値段計算
になりますし、中古であればもっと安いですね。

アンチャシリーズは各作品がリリースされた年で毎度トップクラスのグラフィック表現を実現していたので、リマスターではありますが今見てもかなり綺麗に感じる部分も多いと思います。特に1はPS3版から大幅に改良されているので今からやるならコレクションがベスト。
4に関しても現段階でPS4トップクラスのクオリティと言って差し支えないでしょう。

内容を大雑把に説明すると「インディ・ジョーンズとダイ・ハードを混ぜた様なゲーム」です。本当にこれで大体合ってると思います。4はダイ・ハード成分は薄れましたが。

ゲームとしては2から抜群に完成度が高くなります。1は今やると結構古臭さを感じるかも。
カットシーンとゲームプレイのバランスが非常に良く、所謂『ムービーゲー』と言われてしまいかねない内容ながらそうはなっていない絶妙な調整と言えるでしょう。
今でこそプレイパートとカットシーンを乖離させないように配慮するゲームは増えましたが、それでもアンチャシリーズのバランスの良さは際立っていると思います。
遊べば必ずキャッチコピーの「PLAYする映画」に納得出来る筈!
普段ゲームをあまりやらない人にもウケのいいゲームです。

シリーズに触れた事の無い人は是非先に『コレクション』を手に取ってもらって、面白かったらその流れで最新作かつ主人公ネイトの最後の冒険である『4』をプレイして下さい。

こんな人にオススメ!
・ハリウッドの大作アクション映画が大好物
・中でもインディ・ジョーンズやハムナプトラ、ダイ・ハードが好き
・アンチャシリーズをまだやった事が無い
・PS4最高のグラフィックを堪能したい




3.ラストオブアス:リマスタード



ノーティドッグゲーム2連発!いや、3連発?
でもこれはただ単に彼等のファンであるからではなく、本当に素晴らしいゲームだからですw
アンチャーテッドシリーズで培ってきた演出力が如何なく発揮されているのは勿論、これまでノーティが描いてこなかったゴア表現を含む生々しさを全面に押し出しながらも見事にまとまった演出や脚本は見事。

二十年前、突如として発生した感染菌によって引き起こされたパンデミック。
生き残る為に情を捨てた男と、崩壊後の世界しか知らない少女によって紡がれる絆の物語。
ゲーム史に残るプロローグから幕を開ける本作の物語は私の中にも強烈に残っています。
特にカットシーンとプレイパートの融合は最高峰のバランスで構築されており、同じくノーティの最新作である『アンチャ4』よりも優れていると思いますね。

PS4版の特徴として、PS3版では1度クリアしないと解放されなかった難易度『サバイバル』と、DLCとして配信された最高難易度『グラウンド』最初から選択可能です。
何周もプレイした身として言わせてもらうと、恐らくノーティはサバイバル以上を本来の難易度と想定して作っていたのではないかと感じます。
入手出来る物資は極少数であり、尚且つ聞き耳(壁越しの敵がシルエットで表示されるスキル)が使用不可なので、サバイバル以上が本当のサバイバル体験といったところでしょうか。
ただそうすると多くの人がゲームを投げかねないのでそれ以下の難易度を用意したんじゃないかなーと。

また、追加エピソードとして配信された『レフト・ビハインド-残された者-』も収録されているので、PS3版本編はやったけどDLCはやっていないという人にもオススメです。

しかし、本作は中古価格が安定して高い!
安くても4000円以上はするので少し手に取りにくいかもしれません。

ですが、昨年末『THE LAST OF US:Part II』も発表されましたし、PS3屈指の名作を続編発売に備えて美麗になったPS4版でプレイしておくのも良いのではないでしょうか。
とはいえPS3版は2000円台と安くなっているので、そちらをプレイするのも選択肢の1つかもしれませんね。

こんな人にオススメ!
・緊張感のあるゲームがプレイしたい
・余韻の残る人間ドラマが好き
・ポストアポカリプスが大好物
・PS3版をやっていない




4.ブラッドボーン -オールド・ハンター・エディション-



デモンズソウルに続く、フロムソフトウェアとSIEのタッグで送る骨太ARPG第二弾。
デモンズソウル、ダークソウルと作品を重ねてシステムをブラッシュアップしてきている訳ですが、こと戦闘という観点において本作は屈指の出来栄えだと思います。
盾を排除し、攻めに重点を置いた事によって生まれる凄まじい緊張感は格別!
相手の懐へ自ら飛び込んでいく事で勝機を見出す、正に"死闘"というに相応しい調整です。

本作はビジュアル面でも優れています。
19世紀頃のロンドンなどをモデルにしているであろうゴシックホラーの如き世界は美しくも狂気に満ちており、その方面のデザインが好きな人にはたまらないでしょう。
私は当然の如く好物だったのでプレイフィールだけでなくビジュアルも楽しめました。
まぁ後半はゴシックではないSAN値を削りにくるホラーに変わる訳ですが、それもまた一興。

勿論戦闘だけでなく、宮崎英高氏が手掛ける作品の特徴とも言える「探索の面白さ」は本作にも健在で、少し進むだけで精神を磨り減らしにくるマップの先で有用なアイテムやショートカットを発見した時の安堵感は、他のゲームではなかなか味わえるものではありません。

『オールドハンターエディション』は大型DLCを含んだ完全版ですが、本編のみでも楽しめる作品ではあります。しかし、本作の特徴でもある『変形武器』は本編のみだと少々数が物足りないのも事実。
DLCでは本編を踏まえて大分ぶっ飛んだ設定の武器が追加されており、尚且つ追加ボスも戦っていて楽しい相手が多いので今買うのであれば完全版の方をオススメします。
旧本編は中古で2000円台とかなり安めなので、そちらを買って面白かったらDLCを追加するというスタイルも有りですよ!

こんな人にオススメ!
・手に汗握る闘いがしたい
・マップ探索が好き
・ゴシックホラーのテイストが好物



5.ロケットリーグ



PS4で複数人で遊べるゲームが欲しい?いいのがあるんですよ!

本作はブーストやジャンプが可能なラジコンを使って行う一風変わったサッカーゲームです。
操作自体はいたってシンプルで、少し触ればほとんどの人が遊べるレベル。
最大4vs4の8人対戦が可能なオンラインマルチは勿論、最大4画面分割のローカルマルチプレイも可能です。当然それ以下の人数でもプレイ出来るのでご安心を。
昨今オンラインマルチは当然の如く実装されていますが、ローカルマルチは少ないので貴重なタイトルと言えるでしょう。

昔PS Plusのフリープレイで配信された時に仲間内でDLして遊んだんですが、ボイチャしながらやると楽しいのなんの。
ブーストを使って相手に突っ込むと爆発させる事も出来るので、あまり球を追うのが上手くない人も相手チームの邪魔をする事で貢献出来るのがいいですね。
一部メンバーは試合そっちのけで相手を大破させにいってましたw

システムはシンプルですが、ジャンプとブーストを組み合わせる事で上空高くに飛び、空中にあるボールを弾いたりするテクニックがあるので、魅せる試合も可能です。
youtubeなどに凄いプレイ集があったりするので一度観てみるといいですよ。

インディタイトルかつDL専売なのでお値段も税込2160円と格安!
あまり長くやるゲームではないかもしれませんが、手軽に遊べますし、久々にやるとやっぱり面白いゲームなので買って損はないと思います。

こんな人にオススメ!
・ローカルで多人数プレイがしたい
・サッカーが好き
・シンプルに楽しめるゲームがほしい



6.The Witness



始点から終点に線を繋ぐ、ただそれだけを行うパズルゲーム。
しかしそれでいて夢中になれる、そんな不思議なゲームが本作です。

最初の内は本当にただ始点と終点を結ぶだけなのですが、進むにつれてそれぞれのパズルに新たなルールが追加されていきます。
「白と黒のマークを線で隔てる」「全ての点の上を通す」といったものから、複数のルールの複合体など少しずつ難易度が上昇していくのですが、それがまた楽しい。

それぞれのパズルには言葉でのヒントは一切無く、失敗すると問題上にあるアイコンが点滅するのでそれを基に「何が原因だったか」というのが少しずつ理解出来る様になっていきます。
言語は介さず、しかしパズルは確かに語る…とても稀有なゲームだと思います。

グラフィックはインディタイトルによくある着色されたクレイモデルの様なタイプですが、その色彩は美しく、HDRを適用すると更に美麗になります。
HDR対応タイトルはまだ少ないですが、その中でも上位に入る変化振りです。

値段はDL専売のインディタイトルにしては4000円台と少々高めですが、他には無いゲームですし、一人でじっくり解くも知人と一緒にワイワイ言いながら解くも有りなタイトルなので、思い切って買ってみても良いと思います。

こんな人にオススメ!

・頭の体操が好き
・少ないヒントから想像を膨らませるのが得意
・新しい感覚を味わいたい



7.ウィッチャー3-ワイルドハント-



ポーランドの小説を原作にした人気RPGシリーズ三部作の最終作。
現時点で今世代の最高傑作として挙げる人もいる程に人気のタイトルです。
実際私も2015年のGOTYとして本作を選出しています。

システム的には昨今海外産RPGのスタンダードとも言える、オープンワールドのクエスト式。
しかし、本作の特徴はなんといってもその「ストーリー性」です。
メインストーリーが選択肢によって変化していくのは他の作品でも見受けられますが、本作ではサイドクエストもほぼ全てがプレイヤーの選択によって結末が変わります。
その内容もただでは終わらない後味の悪いものもあったりと、ありがちな「おつかい」に収まらず、尚且つ原作が小説だけあって世界観や設定も生々しく濃密であるのも良いところ。

残念ながらPS4 Proには対応していませんが、それでもグラフィックはかなり美麗です。
とはいえただただ美麗な景色が続くだけでなく、戦争の傷痕が残っていたり、不衛生な貧困層の集落があったりとビジュアル面でも世界観の生々しさが表現されています。

大作には珍しく数多くの無料DLCが配信され、加えてマップとストーリーを拡張する2種類の大型DLCも好評を得ており、発売から1年近く経過した今でも評価を伸ばしています。
(私は大型DLCは買ったはいいけどまだ遊べてません…)

国内での販売本数の少なさに反比例した評価の高さもあり、中古価格も高騰していましたが、少し前に上記の大型DLC2種を同梱した『GOTYエディション』が発売されたので値段も安定し、今では3000~4000円で買える様になりました。
今こそ買い時の1本と言えるでしょう。

こんな人にオススメ!
・濃密な世界観を堪能したい
・プレイヤーの選択が影響する作品が好き
・オープンワールドは好きだけど単純なおつかいに飽きている



8.グラビティデイズ1&2



PS Vitaで生まれた重力アクションアドベンチャーのPS4版とその続編。
「少女は空に落ちる」という印象的なキャッチコピーに象徴される、重力を用いたアクションは正に新感覚。
他のゲームでは味わえない独特の浮遊感は癖はありますが慣れると病み付きに。

グラビティデイズ1はVita版で配信された3種類のDLCが最初から収録されており、グラフィックの向上に加えて30fpsから60fpsにパワーアップしています。
残念ながら2はまた30fpsになっていますが、その分Vitaでは出来なかった表現が満載ですし、街も凄まじく広くなっています。
モーションも多彩で、動かしていて面白いタイプのゲームと言えるでしょう。

主人公キトゥンはアホの子ですが可愛いですし、シドーやクロウといったサブキャラクターも個性に溢れ魅力的です。2では見事シシィにやられましたよ、ええ。可愛過ぎる。

2はこの記事を書いている時点ではまだやっと物語が核心へ向かって動き出したところまでしかプレイ出来ていませんが、かなり進化していますね。
重力がベースである事は変えず、軽量特化と重量特化のモードを加える事で緩急の付いたアクションが可能になり、技は少ないながらコンボ系アクションに近い戦闘が楽しめます。
特に重量特化(ユピトールチューン)の破壊神っぷりは最高に楽しいです。
まぁ1も2もサブクエストが基本「おつかい」というのはあまり歓迎出来ませんが…

2も序盤は新規プレイヤーに優しく、1の出来事をほとんど交えない展開をしますが、それでも後半は終結に向かって過去のキャラクター達も登場します。
なので遊ぶ際は1もセットで楽しんでほしいですね。

2は新作なので当然の如く高く、1も2が出た事で5000円台に高騰しています。
しかしPSストアでセールをやったりもしていますので、興味がある方は是非。

こんな人にオススメ!
・広大な街を自由に飛び回りたい
・コミカルなキャラクターが好き
・他には無い独特な感覚を味わいたい



9.ラチェット&クランク THE GAME



リアルなグラフィックもいいけど、もっとコミカルでディズニー映画みたいに子供も楽しめるゲームが欲しいなんて人もいるかと思います。
そんな時、グラビティデイズもいいけどこっちもオススメなのです。

PS2時代から続く人気シリーズですが、本作はその1作目をベースに後の作品の要素を一部採用したリブート作品になっています。
なのでこれまでシリーズを遊んだ事の無い人も安心して遊べます。
しかしベースとなった初代ラチェクラよりもステージが減っているので、初代をやった事のある人には少し物足りないかもしれません。

戦闘はシンプルでありながら安易なゴリ押しは出来ない絶妙なバランス。
使える武器は最終的に15種類まで増え、それらを瞬時に切り替えながら迫り来る敵の大群を退ける戦闘はコミカルな見た目に反して歯応えのあるものになっています。

本作は映画『ラチェット&クランク THE MOVIE』との連携で制作されたゲームなのですが、一部のカットシーンはその映画のものを使用しています。
しかし、パッと見ではどこが映画でどこがゲームなのか分からない程ゲーム画面は美麗です。
ピクサー映画を彷彿とさせる美しいグラフィックはリアルとデフォルメの良いとこ取りで、そんなビジュアルで描かれる多彩なマップデザインが見れるのも楽しさの一因でしょう。
15種類の武器もそれぞれエフェクトが派手で、戦闘中も視覚的な楽しさに溢れています。

中古価格は現在3000円台となかなか手に取り易い価格帯になっていると思います。しかし、本作は前述した『ラチェット&クランク THE GAME』との連携で制作されており、ストーリー部分は映画版ありきの描かれ方をされている印象がありました。(あくまで印象ですが)
なので、ゲームと一緒に映画版を観るのをオススメします。

こんな人にオススメ!
・明るく楽しい世界観が好き
・大人も子供も楽しめるゲームが欲しい
・ピクサーやディズニーの作品が好き



10.ペルソナ5



昨年発売された作品の中でも特に評価の高いJRPGシリーズの最新作。
IGN JAPANでの初レビュー担当タイトルという事もあり思い入れの強い作品です。
それを抜きにしても本作は素晴らしい作品でした。

本作は日本で根強い人気を持つコマンド式RPGに、恋愛シミュレーションの様なスケジュール管理要素を掛け合わせたなかなか珍しいシステムを採用しています。
一日の自由時間を使い、ダンジョンを攻略するか、仲間との絆を深めるか、それともバイトをするか、はたまた今後の為に自分を磨くか、全て自分で考えて選択していきます。
ペルソナ3を初めてやった時は「面倒なシステムだなぁ」と思ったものですが、そこから現在に至るまでに改良を重ね、現在では悩ましくも楽しい要素となりました。

戦闘面では「弱点属性を如何に攻める/防ぐか」に重点を置いた調整になっており、弱点を突けばかなり優位に立てる代わりに、弱点を突かれた場合は一気に崩れる脆さもあります。
ダンジョンは巨大で、SP(スキルポイント)の回復手段も限られる為安易に弱点狙いのスキルを連発しているとすぐにガス欠になる…といったバランス。
RPGには珍しく、超簡単になる「セーフティ」からかなり歯応えのある「ハード」まで、最初から4つの難易度を選択可能なので、自分に合った難易度で遊べます。(途中変更可能)

個人的にペルソナをプッシュする際に外せないのは音楽の良さ!
RPGでは異例とも言える「ヴォーカル採用の戦闘曲」で有名になったペルソナ。
毎作テイストの違う楽曲に仕上げているのですが、本作ではアシッドジャズがベースとなっており、OPから戦闘、ダンジョン内からエンディングまで、実力派ヴォーカルLynさんの力強くも繊細な歌声で彩られています。
「Life Will Change」の様なパワフルな曲から「Beneath the Mask」の様なしっとりとした曲まで幅広い曲調が楽しめるのも良いところ。

IGN JAPANでも昨年のGOTYに選出した事からも分かる通り本作の評価はかなり高く、それ故に中古価格も未だ5000円台とかなり高いままです。
しかし、ボリュームはクリアまでに100時間弱あり、尚且つ周回プレイに対応しているのでそれだけの価値はある作品と言えるでしょう。

こんな人にオススメ!
・コマンド式のJRPGが好き
・アニメ風な演出や設定が好物
・ボリュームはたっぷりの方が嬉しい



という事で10本(シリーズ含めるとそれ以上ですが)選んでみました。
実際に遊んでオススメ出来るものを選びましたので、参考にして頂けると幸いです。
他にも「これもいいよ!」ってのがあれば是非教えて下さい。



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