先日『Playstation E3 2016 Experience』(SIE E3 2016 プレスカンファレンス)にて
満を持して発表されたインソムニアックゲームズが手掛ける"スパイダーマン"
PS4"スパイダーマン"トレーラー
アメコミ原作のゲーム化と言えば、DCコミックス有する超メジャー作品
"バットマン"を題材にし、Game of The Yearにもノミネートされる程に
高いクオリティを誇る"バットマン:アーカムシリーズ"が有名ですが、
それに対してマーベルコミックスのゲーム化作品は、
SEGAやアクティビジョンが粗製乱造とも言える、
クオリティの低い作品を多々生み出したお陰でファンは悲しみを背負ってきました。
LEGO関連は成功を収めてはいますが、ゲーマーが見たいのはああいうのでは無い。
そんな中、今回発表されたスパイダーマンは、
"ラチェット&クランク"、"レジスタンス"、"サンセットオーバードライブ"といった
良作を輩出し続けている一線級のスタジオである"インソムニアックゲームズ"が担当。
これまで名前も聞いた事の無い様な、
どこの馬の骨とも分からないスタジオが手掛けてきたマーベルゲーム達とは
圧倒的に期待感が違います。
今回のスパイダーマンのゲーム化は
SIEA(ソニーインタラクティブエンターテインメントアメリカ)と
マーベルコミックスの提携によって実現。
マーベルゲーム部門を率いるJay Ong氏は
「ゲーム産業で最高のデベロッパーと仕事がしたい」
「IPに対する情熱、愛情、野心を持ち合わせているスタジオを探している」
「まだ明かせない複数のIPのゲーム化計画が存在する」
と語っています。
このJay Ongという人は過去にマイクロソフト、EA、ブリザードといった、
数々の有名ゲーム会社に在籍しており、ゲーム業界にガッツリと浸かっている人物。
彼が率いる計画ならば浅い考えで金儲けを優先した薄っぺらいゲームは生まれないでしょう。
そして、今回のスパイダーマンは今後の計画における
"大きなマイルストーンである"とも語っており、確かな自信が感じられます。
因みに私の予想とは裏腹に、今回のゲーム化は2017年に公開予定の、
スパイダーマン新作映画とは関係無い、完全オリジナルゲームとの事。
さて、ここで注目したいのがやはり「明かせないゲーム化計画」です。
私は以前からこう思っていたのです。
「AAA級クオリティでアイアンマンがやりたい」と。
これ来たでしょ。
今現在繰り広げられているマーベルコミックスの実写映画シリーズである
"マーベルシネマティックユニバース"(MCU)ではアイアンマンが主役級の扱いです。
今回のスパイダーマンが映画とは関係ない設定で作られているとはいえ、
MUCにて知名度が今まで以上に上がり、
人気もトップクラスとなった社長を無視する理由が無い。
それにアイアンマンってゲームと相性が凄く良いと思うんですね。
コミックスでも映画でもアイアンスーツは数十種あります。
ゲームが進行していくにつれて強化されたスーツを入手してキャラがパワーアップ、
非常にゲームらしい。
更に社長は自由に飛べるのでオープンワールドとも相性バッチリ。
攻撃スキルも多数あるので単調な戦闘にもなり得ないでしょう。
ただなー、映画関係無いとなるとロバート・ダウニーJr.も出ないからなぁ。
あの社長が好きなんですよね、というかRDJが好きというか。
勿論渋いオッサンで格好良いと思えればオリジナルでも全然構いませんが。
恐らく現在MCUで一般層にも知名度を上げているキャラ達、
キャップ、ハルク、ソーなどは確実にゲーム化してくるでしょう。
ただそれも今回のスパイダーマンが成功してこそ。
インソムニアックには是非とも頑張って欲しい。
そしてSIEAは協力を惜しまずに行ってもらいたい。
今後の続報に期待です。
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PS4新作"スパイダーマン"はマーベルの"大きな計画"の第一弾だとか。という事は…
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