発売まで一ヶ月を切った高性能版PS4、『PS4 Pro』
無事VRも手に入り、尚の事Proが早く欲しくなってきた今日この頃ですが、
ここ数日で新たに判明した事がありましたのでご紹介します。
PS4 Proの機能を紹介した前回の記事はこちら↓
4kTVが無くても得られる『PS4 Pro』の恩恵をまとめてみる。
・SATA3.0に対応
詳しくない方にはなんのこっちゃという話かもしれませんが、要はHDDやSSDといったドライブの接続規格の話ですね。
これまでのPS4はSATA2.0という規格で、速いという事で知られるSSDの恩恵をそれ程受けられない状態でした。(まぁそれでもHDDよりは十分速いんですが)
しかし、今回SATA3.0に変更されたお陰でSSDの恩恵を存分に受けられる様になります。
恐らくロード時間は半分近くにまで減るのではないでしょうか。
とはいえHDDの場合は意味はありません。そもそもSATA2.0の限界速度まで達しないので。
PS4はフルインストール形式なのでかなり容量を喰いますし、最低でも1TBは欲しいところ。
そうなるとSSDは安くても2万円近い値段になってしまうので手を出しづらいですね。
ロードなんて許せねぇ!!という人はちょっと奮発して買うのも有りかもしれません。
・メモリが1GB増量
PS4は元々8GBのVRAMを積んでいます。
内5GBをゲーム用、残りをOSに使っている訳ですが、PS4Proの売りの1つである4k出力には300~400MBのメモリを要するとの事。
現状でもメモリをほとんど使用したゲームが増えていますから、そこでその容量を捻出するのは容易ではないでしょう。
そこで従来のGDDR5よりも遅いDDR3を1GB増設し、ゲーム外のアプリケーションを一時的にそちらに移行出来る様な作りにしたそうです。
そうする事でゲームやフレームバッファなどに使えるメモリが増える事に。
GDDR5自体も従来のPS4よりも速度アップしていますし、その上で使えるメモリ量が増えるのは開発側には嬉しい変更ではないでしょうか。
・個人的疑問点
以前の記事でも言いました通り、PS4 Proは対応したソフトでないと4k出力や30fps→60fpsへの向上などの恩恵は受けられません。
しかしここで疑問がひとつ。
「可変フレームレートや可変解像度は安定するのか?」という事です。
基本的に可変というのは負荷が高まった場合に応急措置として下がる仕組みです。
しかしPS4Proは従来のPS4よりGPU性能は2.28倍向上していますし、CPUもクロックアップされ若干速くなっています。
元々の上限として設定されたfpsなり解像度なりを維持出来なくなった場合の措置ですから、倍以上に性能が向上しているのであれば維持出来ない事はないのではないだろうか?と思った訳ですね。
対応ソフト以外では従来のPS4と同程度の性能に抑えられる仕組みだったりすれば無理でしょうがどうなんでしょう?
気になるところです。インファマスとか可変60fpsなのでビタッと60fps安定してくれたら操作してて楽しそうなんですけども。
昨日放送されたSIE公式放送「アンチャーテッドCLUB」にてPS4 Proの話が少し出ていましたが、やはりVRタイトルの内部解像度を向上させる方向の動きはある様ですね。
「名前は言えないがロンチタイトルでもProで解像度が上がるものがある」とSIEWWSの吉田プレジデントが語っていましたし、VRを所持する身としては期待せざるを得ません。
是非ともサマーレッスンとドライブクラブVRは解像度向上してもらいたいものですね。
特に後者は相性抜群なのに解像度のせいで残念過ぎます。
HORI製でFFBは無いけど入門用に良さそうなハンコンも発売されるので気になってるんですよね。
改善してくれるなら購入も考えますが果たして。
それでは今回はこの辺で。