前回からまたも間が空いてしまいましたが、今回はいよいよ来週に迫った「E3 2017」のSIEカンファレンスで個人的に期待したい発表を並べていこうかなと思います。
・『The Last of Us:Part II』新トレーラー
ノーティ曰く「発売は2019年まで期待しないでほしい」というラスアス2。開発はまだ始まったばかりであり、ニールが「これであれば続編を作るに値する」と感じられたシナリオも、一作目同様に制作途中に変更が掛かる可能性も大いに有り得ます。
理由こそ違えど、アンチャ4も当初予定していたシナリオから大幅な変更が加えられました。
とはいえ、既にジョエルとエリー以外のキャストを交えての撮影が始まった事も伝えられており、最低でも2年以上は掛かると述べている作品の撮影にしては少々早いのではないか?と。
そこから何かしら「E3用に見せられる物」を用意している可能性も無きにしも非ずなのではないかと私は考える訳ですよ。
まぁ2年以上先のタイトルですから、あんまり見せても生殺しなだけかとも思いますので、無くても良いかなとも思っています。
というかノーティはエンジンを更に今世代に合わせてブラッシュアップして頂きたい。
ゲリラのDECiMAエンジンがとんでもない代物だったのが、嬉しくもあり、ノーティファンとしてはちょっと複雑なんですよねぇ。
個人的にノーティにはSIEのトップスタジオでいて欲しいというか。
むしろあれ以上のエンジンに仕上げられない場合はもうDECiMAエンジンを使えばいいんじゃないかなとも思ってます。より良いクオリティで遊びたいですし。
そもそもあのエンジンはSIE全体でシェアすべき最高のエンジンだと思うんですよ。
オープンワールドであれですよ?あのクオリt(ry
※…長くなるので割愛します。
・PS4『スパイダーマン』発売日発表&更なるマーベルタイトル
スパイダーマンに関しては当然の如く発表があると思います。今年は映画「スパイダーマン:ホームカミング」がありますし、映画と無関係な内容であってもタイミングとしては今年以上は有り得ないのではないかと思います。
なので、発売日発表&今年発売も可能性としてあるのではないか、と。
まぁ来年は来年でアヴェンジャーズ新作もありますから、そこになる可能性もありますが。
最低でもトレーラー公開は確実でしょう。
また、スパイダーマン以外のマーベル原作ゲームの発表もあるのではないかと予想します。
どの作品を原作とした、とまでは予想出来ませんが、現状明らかになっているのはこの「スパイダーマン」と、Ep1リリース済みのTelltale制作「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」、今年発表されたCrystal Dynamics/Eidos Montreal共同制作の「アヴェンジャーズ」の3タイトル。
3つ目のアヴェンジャーズに関しては「2018年に情報を出せる」という、初期も初期の段階の様なので、2018年内にリリース出来そうなタイトルの発表もあるのではないかと。(スパイダーマンも今年か分かりませんが)
マーベルの映画シリーズ「MCU」も毎年新作が1~2本公開されていますし、ゲームも今後その頻度でリリースを予定しているのではないかと考えます。
何度でも言いますが、私はアイアンマンのゲームがやりたいです。
・『真・三國無双8』初実機映像公開
日本では一定のファンもいますが、海外では無双ジャンルはニッチです。しかし、今回の無双は海外でメインストリームジャンルである「オープンワールド」化を果たしました。
ともすれば世界に向けてその映像を大々的に公開する可能性も大いにあるでしょう。
本作は未だスクリーンショットのみの公開となっていますし、映像初公開の場としてE3はこれ以上無いのではないでしょうか。
因みにこの予想に関しては、SIEAプレジデントのショーン・レーデン氏が「今年のE3では日本産タイトルを多く見る事が出来るだろう」とコメントしている事も後押しになっています。
今回のE3では国産タイトルも結構な数ありそうなのでそこも楽しみ。
仕事で複数の無双タイトルのレビューを担当していますし、おそらく本作も発売時には担当させて貰える気がしますので、動向は常に気にしています。
何よりも子供の頃から遊んでいるシリーズですから、その進化をしっかりと見届けたい。
初のオープンワールド、初のPS4世代特化という事で、期待大です。
・『GOD OF WAR』&『DAYS GONE』発売日発表
前者に関してはほぼ確実かと思います。何せ毎年一番の売りとするタイトルを壁面に描く「ウォールアート」は今年はGOWでしたので年末、もしくは年始と発売時期の噂も各所から飛び交っていますし、発売日発表も確実でしょう。
今年だと嬉しいですが果たして。
もうひとつ、「DAYS GONE」に関しては新たなデモはあるとは思います。しかし発売日に関してはちょっと分かりません。
今年秋とする噂もありましたが、それはちょっと有り得ないと思います。
開発を担当するベンドスタジオは少し前にスタジオをこれまでよりも大きな所に移転していますし、メンバーを増やしてここから本格的にβに持って行くところではないかと。
あれだけの数のゾンビの処理を特化させた自社エンジンではなく、汎用エンジンであるUnreal Engine4で行っている訳ですから、その辺の調整も時間が掛かりそうです。
とはいえデモだけでもいいので続報が楽しみですね。
・Vita後継新型携帯機の発表
これ、自分で言っておいてなんですが、そこまで発表の可能性は高くないと思ってます。品川の企業がソフトウェアのローカライズのスタッフを募集したり、千葉木更津に工場を持つ企業が新型ハードの組み立てスタッフや生産装置設計者を募集したりと「これソニーだろ」としか思えない外堀の埋まり具合っぷりですが、もしそうだとしてもE3で発表するかな?と。
携帯機は日本が一番強いですし、発表するのであればTGS前のPSMで発表しそうな気もするんですよね。
とはいえ、ここでその存在を発表しておき、TGSでソフトウェア展開を提示…という可能性もあるかもしれません。
でもVitaはそこまでゲームやらなかったんですよね。元々据え置き派というのもありますが、あまり琴線に触れるゲームが無かったというか。ペルソナに出会えたのは素晴らしい事でしたが。
Nintendo Switchに関しても携帯機能が不必要と思っているのでまだ買っていない訳ですし、発表されてもソフト次第ではすぐは買わないかなぁというのが正直なところです。
・サッカーパンチ新作
毎年言ってる気がする(実際言ってる)。それでも言いたい、今年こそ来る、と。
2014年の「インファマス:セカンドサン」から3年も経過してしまいました。しかもこれはリリースから丸3年であり、開発完了から考えれば更に経過しています。
ゲリラもロンチの「キルゾーン:シャドウフォール」から(別チーム制作とはいえ)3年で「Horizon」をリリースしていますし、そろそろサカパンもなんらかの発表をしないと不味いのではないかと思います。
私の中でサカパンの評価は凄く高いんですよ。
ノーティもそうですが、世界の大手スタジオに比べると決して多いとはいえないメンバー数であのクオリティのタイトルを送り出しているのが凄く好きなんですよね。
特にインファマスの作風は自分をアメコミの様な世界観を好むキッカケを作ってくれた上に、1作目のストーリーのどんでん返しっぷりは今も鮮明に覚えており、かなり思い出深いタイトルです。
なにより、PS4世代初期であれだけのクオリティを実現してたセカンドサンを経て、PS4Proも登場した今、彼等がどれだけのクオリティの作品を見せ付けるのか、それが気になる。
とはいえ、インファマスなんかはクリアした後のエンドコンテンツが無いに等しいのがずっと続いているので、今度の作品はクリアしても引き続き遊べるものにしてほしいなと思います。
とまぁこんなところでしょうか。
他にも先日発表(というか米尼バレした)「ディシディア:ファイナルファンタジーNT」の発表などは確実でしょうし、「レッドデッドリデンプション2」なども世界的には注目でしょう。
でも私が一番期待しているのはサッカーパンチなのです。
あと一週間、待ちきれませんなぁ。